今、あなたが歩んでいる人生は
過去のあなたが選択を繰り返してきた結果です。
そう言われても
「私はこんな人生なんて望んでいない!」
「選択した覚えはない!」と思うかもしれません。
他人軸で物事を決めていると
自分で選択しているという自覚はありません。
今までの選択の積み重ねが
今の人生にたどり着いているということは間違いないのです。
もし、今の人生を変えたいと思うなら
選択の基準を変えてみてください。
この記事は
・今の人生は選択の連続でたどり着いている
・普段から自分との対話で決めるクセを付けると、いざというとき正しい選択ができる
ということについてお分かりいただけます。
もくじ
人生は選択の連続
人生は選択の連続です。
選択するとき
今、自分はどんな感覚で物事を選んでいるのかで大きく変わって行きます。
今の人生にたどり着くまで小さな選択から大きな選択まで
たくさんのことを自分で決めています。
しかし、中には自分で選択している自覚がないと思う人も多くいます。
何かを決めるとき
他の人から「これはこうあるべき」「こうしなければならない」と言われて
本当はやりたくないことでも、当然のように従った経験はないでしょうか。
自分の価値観より
人の価値観を優先する考え方や行動を他人軸と言います。
違和感を感じながらも
「みんながこうだからその通りにしよう」と考えることは
日本人には多く見られます。
もっと言うと思考が停止してしまい
自分で考えること自体、放棄してしまう場合もあります。
集団の中で上手くやっていくには
思考を停止させた方が楽に感じることもあります。
実際私も人間関係でこんなに衝突するなら
もう、自分で考えるのはやめて相手に従った方が楽だと思い
思考を停止させたことがあります。
その結果、一見人間関係はこじれなくなってその場は楽に感じました。
しかし、心の中はもやもやしたままで人間関係は楽になるどころか
自分がいいように使われてしまうという状態になってしまいました。
表向きは仲良くやっているように見えますが
自分の心の中は、もっと苦しい状態になってしまいました。
選択の基準を変える
バシャールの本を読むと
「ワクワクする方を選択する」という言葉が出てきます。
物事を選ぶ基準でワクワクする方を選ぶことが
自分にとって正しい選択ということです。
しかし、ワクワクという感覚は
子供の頃や思春期の頃は多く感じられますが
歳を重ねるほど分からなくなります。
私も今では
ワクワクする感情は正直めったに出てきません。
私なりの解釈ですが
自分が「楽しそう」「好き」という基準も同じだと思います。
こういう感覚なら誰にでもあることなので
分かりやすいのではないでしょうか?
「なんの根拠もないけど、こっちの方がいいような気がする」
という「直観」の場合もあります。
私はそういう「楽しそう」「好き」という感覚や
直観で選択したことは、たいてい上手く行っているように思えます。
頭で考えず、こういう感覚で選んだ方が
なぜか上手く行きやすいのです。
しかし、中には自分に自身がなく自分が信じられないから
他の人の考えを優先してしまうという人もいると思います。
それは長い間、他人軸でいたため
自分で選択することに慣れていないだけです。
もし、自分の価値観を優先する生き方に変えたいと思うなら
普段の小さな日常で練習することができます。
私が長い間、他人軸で苦しんでいた時に教えてもらって
実際にやってきたことをご紹介しますね。
日常の中で自分軸を積み重ねる
例えば、
友達と前から気になっている人気ラーメン店の
おすすめのラーメンを食べに行ったとします。
お店に入ってメニューを見ると
チャーハンとギョーザのランチセットがありました。
一緒に行った友達は
「こっちの方がお得だからこれにする!」と言いました。
今までの私なら
「本当はラーメンが食べたかったけどこっちの方がお値段がお得」
「友達もこれにするって言ってるしお得なランチセットでいいや」
とランチセットを選択していました。
でも、人生を変えたいと思うならお得じゃなくても定価でも
自分が食べたい方を選ぶという練習です。
こんな風に小さいことから
「楽しい」「好き」の基準で選ぶ練習をしていきます。
カフェでお茶を飲むときも
友達が先にカフェラテを注文していても
すぐに「私もそれでいいや」と言わないでちゃんとメニューを見て決める。
それで、同じものが飲みたいと思ったら同じものを注文すればいいです。
自分の感覚を使って決めたことになります。
洋服を選ぶ時も本当に欲しい服より
値引きの札が付いている服を選んでしまったこともあります。
そういうときも、ちゃんと選ぶ基準を意識して
本当に欲しい方を選ぶように練習しました。
お得感で選んだとしても
自分より、数百円のお金が優先されてしまい
自分よりお金の方が上という扱いを自分自身でしてしまっています。
それにお金が浮いたからといって
余分に別の物を買ってしまえば結局出費は同じです。
こういう練習は
いざ大きな選択を迫られたときに間違わないために
本当に大事だなと思います。
私の失敗談ですが
転職するときにハローワークで
「この会社なんか気が進まないな」と思ったのに
給料を優先して決めてしまったことがあります。
ハローワークの窓口でも
「こんな好条件な職場はなかなかないよ」と言われ
気が進まないという感覚は
自分のわがままだと思ってしまったことがあります。
しかし、その感覚は正しく
実際その職場で人間関係で大変な苦労した経験があります。
この時の選択を
「楽しい」「好き」の基準で判断すれば
「楽しくなさそう」「好きじゃない」とはっきりしていました。
でも、自分の感覚より「高いお給料がいい方が良い」という
世の中の価値観で判断してしまったのです。
この「楽しいか」「好きか」という感覚に
耳を傾けることは自分との対話です。
日頃の小さなことでも
「楽しい」かとうか「好き」かどうかの感覚を大事にしていたら
人生の岐路に立った時、間違った選択をしないで済むのです。
まとめ
人生は選択の連続です。
小さな選択から大きな選択まで
さまざまな選択を繰り返しています。
選択するときの基準によって違う人生になることもあります。
人生の岐路に立たされたとき他人軸で選んでしまって
苦しい思いをしてしまうこともあります。
重要な決断をするとき正しい選択ができるよう
普段から自分軸の基準で物事を選ぶクセを付けることが大切です。
そのためには
小さなことから「楽しい」かどうか
「好き」かどうかの感覚に耳を傾けることです。
それが自分との対話にもなり
いつでも、本心に従って考えるとこができます。
良い未来を引き寄せるには
自分の本心と行動のベクトルが同じ方向を向いていなければなりません。
あなたも自分の中の「楽しい」「好き」の感覚を読み取り
その感覚で物事の選択を繰り返し最高の未来を創ってください。
あなたの人生がさらに良くなりますよう心からお祈りしています。