動画のコメントで
「何年も人生が良くならないのですがこれは幸運の前兆ですか?」
というご質問をいただきました。
人生が良くなるとき
一時的に運気が下がったように思えることがあります。
これを「膿みだし現象」「デトックス現象」と
表現した内容の動画です。
この質問者さんは
「もしかして負のループにハマっているのでは?」と
思える節がありました。
この記事では
・人生の好転かどうかの見極め方
・負のループから抜ける方法
・嫌な出来事は一石二鳥に変えられる
という事についてお分かりいただけます。
もくじ
嫌なことに周波数を合わせない
過去に人生が好転するときの前兆 人生が変わるときに現れるサイン
についての記事を書きました。
とても ご好評をいただいており
本当にありがたいなあと思っています。
その記事では
「運気が上がって良い事が起きる前に
一時的に膿だしのように悪い出来事が起き
運気が落ちているように見えることがある」
という内容でお伝えしました。
動画のコメント欄で
「何年も不運が続いていますがこれも幸運の前兆ですか?」
という質問をいくつかいただきました。
何年もというのは
「一時的」とは思えませんよね。
嫌な出来事にフォーカスし過ぎて
負のループにハマっているのではないかと感じました。
本来の人生の先に
大きな幸運が待っているのに
近くにある嫌な出来事の方ばかり見ていて
不運の方が大きく見えてしまい
なぜ自分ばかりこんなに不幸なんだと思ってしまいます。
角度を変えて見ることが出来る人から
この状況を見ると
その人生の先にとても大きな幸せがあるのが見えているのに
近くの不幸ばかりに執着しているのが不思議に見えます。
角度を変えると言う事は、波動を変えるということです。
波動が変わると
同じ景色も違った見方が出来るようになります。
それだけでなく
引き寄せの法則で考えると
自分から「不幸」の周波数に合わせているので
不幸な出来事を磁石のように
どんどん引き寄せてしまい
今までそこにあった大きな幸運は
どんどん遠のいてしまいます。
今体験している出来事が
幸運の前兆なのかどうか見極め方があります。
「今起きている、一見不幸に見える出来事は幸運の前兆だよ」
と言われたとき
「なんだ、そうなのか!」
と妙に納得できる場合は幸運の前兆です。
魂の部分ではそれを分かっているからです。
逆に、「これは本当に幸運の前兆なの?」
と誰かに聞きたくなる場合は
魂の部分で前兆ではなく
自分の周波数が創り出している現実
と言う事が分かっているから
「疑問」に思っている訳です。
誰かのせいと考えるより、どうすればいいのかを考える
たいてい起きてしまった出来事に対して
誰かのせい
会社のせい
世の中のせい
と考えたくなりますよね。
それは仕方がないことです。
因果応報で考えても
自分に原因が思い当たらないことの方が多いからです。
自分に原因があれば認めますよね。
でも、それは今世だけで考えているからです。
魂は何百、何千、何万と生まれ変わりを繰り返します。
その中で、間違ったことをしてしまって
人生の学びが後退してしまう事もあります。
その中で、人の役に立ったり愛のある行動をして前進したり
それを繰り返して学んでいます。
地球は魂の修行の場で
人間は誰でもどこかで作ったカルマが必ずあります。
カルマとは今体験している嫌な出来事を結果だとすると
その原因になることを言います。
戦や戦争のあった時代に生まれていれば
「敵を多く倒してダメージを与えれば出世に繋がる」
そういう時代も体験したかも知れません。
しかし、その倒した敵にも家族があり人生がありました。
もし、カルマがないとしたら
人間として生まれてくる必要がありません。
とはいえ前世で
どんなカルマを作ったのかは
考える必要はありません。
たくさんの生まれ変わりを繰り返していく中
どの人生でできたカルマなんだろうと
考えても意味がないからです。
前世占いで
「あなたの過去世は中世のお姫様です」
と言われても
「ああ、そうですか」と思うだけで
何の役にも立ちませんよね。
知っても意味がないから忘れて生まれてきます。
必要なら覚えているはずです。
嫌な出来事が起きたら
過去世のどこかで蒔いた悪い種が
今世で実ったので「刈り取った」
と思えばいいのです。
そして、その嫌な出来事を通して
人の気持ちが分かっていきます。
だからと言って
理不尽な出来事に遭遇したら
黙って耐えればいい訳ではありません。
つらい出来事に耐える事が修行ではないのです。
そこから逃げだすのも良し、
ハッキリ「NO」と断るのもいいです。
その出来事を体験して
何かを学ぶことに意味があります。
嫌な出来事の直後は
相手を恨んでしまうこともあると思います。
それは、人間なのだから当たり前の事です。
「自分は小さいな」とか
「自分はダメだ」と思う必要はまったくありません。
しかし、このままで
ずっと嫌な出来事にフォーカスしていると
引き寄せの法則が働き
嫌な出来事を引き寄せてしまいます。
「そうだよね。腹が立つよね」と認め
負の感情を引きずらないために
自分の感情を出して断ち切ってください。
冷静になったら
精神の向上のチャンスだと思ってみてください。
この一見嫌な出来事を通して
神様は自分に何を学ばせたいのだろうと
考えられたとき
魂のステージは上がります。
一見嫌な出来事は
カルマは解消されるし
学び取って魂のステージを上げるチャンスの
一石二鳥なのです。
ところが、カルマが出たあと
いつまでも人を憎んでいると
また新たに今出している負の感情が
さらに不運を引き寄せ
負のループにハマってしまいます。
私たちの思考には周波数があります。
愛のある思考、行動を心掛けていると
周波数の高い波動が出るので
未来はその周波数に共鳴した
愛のあるうれしい出来事を体験することになります。
逆に恨み、つらみの周波数を出し続けていると
その周波数と共鳴した
恨みつらみを味わう未来が
引き寄せられ体験することになります。
負のループから抜け出す方法
負のループにハマってしまった場合
嫌な出来事を体験したとき
負の感情を引きずらない工夫をすることが大切です。
嫌な出来事が起きたとき
そのまま自分を放って置けば
どんどん気持ちは
ネガティブな方向へ落ちてしまいます。
この状況を脱出することを考えるより
このままでいる方が脳にとっては楽なのです。
脳は楽をしたいので
気持ちを切り替える面倒なことをしたくないのです。
とはいえ
同じ周波数の感情を長く出し続けると
引き寄せの法則が働きます。
なので、気持ちの切り替えをする工夫が
とても重要になってきます。
私たちは不幸を耐える事が修行ではなく
負の感情を断ち切って
何かを学ぶことが修行です。
そして、どうすれば
負の感情を引きずらなくて済むのか
工夫を考えます。
例えば
・理不尽なことをする相手から離れる
・転職も視野に入れる
ということでもいいし
それが無理なら
思考を変えていく工夫をするといいです。
今まで抱いていた恨みつらみの感情を変えて
今までとは違う目で
こんな風に相手を見てみてください。
「本当は自信がないから、人を見下して優位に立ちたいんだな」
「幸せな人は人をいじめない、この人は本当は不幸なんだな」
「承認欲求がこんなに強くてかわいそうな人」
何も思い浮かばなかったら
「何だか分からないけど、とてもかわいそうな人」
自分にとって都合のいい解釈でいいです。
人はかわいそうな人を憎んだりしませんよね。
相手を「かわいそうな人」に変換して
憎しみをあわれみに変えることで
負の感情を断ち切ります。
そのあとは
この出来事のおかげで得られたことを数えることで
低い波動から高い波動へと転換していきます。
例えば
・おかげでひとつカルマが解消出来て良かった
・おかげで感情的になると結構幼稚に見える事が分かって良かった
・おかげで反面教師にさせてもらう事ができて良かった
理由は何でもいいので
「この出来事があったおかげで学びになった、得をした」と
「自分のためになった」という事へつなげてしまうのです。
そして、その整った波動で
周りの人に愛のある言霊を出し
愛のある行動を続けます。
その愛のエネルギーは巡り巡って
大きくなって自分に戻ってきます。
あなたは、自分の幸せを引き寄せるために
理不尽な相手の事を
憎しみや悲しみで考える時間がもったいない
と言う事に気付いて欲しいのです。
考える時間を自分のために費やして
幸せを引き寄せるために使ってください。
まとめ
幸運が引き寄せられるとき
一時的に嫌なことがあって
人生が沈んで見えることがあります。
その場合「幸運の前兆」と聞いて
「なんだそうか」と魂の部分で
納得ができる場合は前兆と思っていいです。
しかし、「これは本当に幸運の前兆なの?」と
疑問に思う時は
その疑問どおり前兆ではなく
自分が出した負の感情が引き寄せた現実です。
嫌な出来事が起きたとき
いつまでも相手を恨んでいると
引き寄せの法則が働いて
負のループにハマってしまいます。
私たちの地球での修行は
不幸を耐える事でなく
負の感情を切り替えて
何かを学び取ることです。
何かを学び取るには
この嫌な出来事があったおかげで
分かって良かったことを数えることです。
一見嫌な出来事は
カルマ解消と魂の学びの側面を持っていて
魂のステージを上げるチャンスでもあります。
そして、波動を整え愛のある行動をしていくことで
未来が開かれていきます。
あなたの人生がさらによくなりますよう
心からお祈りします。