いつも誰かと比べ劣等感を感じてしまい、自分は価値のない人間だと思ってしまうとき

あなたはいつも誰かと自分を比べて劣等感を感じたり、自分には何の価値もない!そんな風に思うことはありませんか?

この記事では、
・劣等感がある時や 自分に価値が見いだせない時と、セルフイメージの関係
・セルフイメージが低いとどうなるのか
・セルフイメージを上げて、自分に価値を見出す方法が
お分かりいただけます。

もくじ

劣等感・自分に価値がないと思うのはセルフイメージが低いから

劣等感を感じる時や自分に価値がないと思う時、その原因はセルフイメージにあります。

セルフイメージとは自分自身に対して、どんなイメージを持っているかという事です。

例を挙げると、セルフイメージが低い人は自分をこんな風に思っています。

・自分は何をやってもパッとしない。

・どうせ何をやってもダメに決まってる

・周りの人がすごい人に見えて、惨めな気持ちになる

などです。

セルフイメージが低い人は外側の問題を克服しようと努力しますが、内面が変わらなければ劣等感はずっと着いてまわります。

例えば、英語が話せないという劣等感を持っている人がいたとします。

その人は劣等感を克服するために英会話教室に通い努力した結果、英語で日常会話が話せるようになりました。

しかし、もっと英語が上手く話せる人を見ると、まだ日常会話しか話せない自分に劣等感を感じます。

さらに勉強し、外国人とも英語で十分に会話ができるようになりました。

すると、今度は自分の発音がネイティブでないと劣等感が出てきます。

このようにセルフイメージが低いと、次々と劣等感が湧いてきてしまいます。

この人は、もともとは英会話ができないことが、コンプレックスでした。

もし、この人のセルフイメージが高ければ、英語が話せるようになればコンプレックスは解消されるはずです。

そして、「次はもっと幅広く英会話をできるようにしよう!」とか、「もっと、ネイティブに話せるようにがんばろう!」と、劣等感ではなく目標として前向きに捉えることができたでしょう。

セルフイメージはどうやって作られてきたのか

もし、自分のセルフイメージが「低いなあ」と思ったとき、「このセルフイメージは、どうやって作られたのだろう?」と疑問に思いますよね。

セルフイメージは、人に「あなたは、こういう人だね」と言われたとき、「こういう人」というイメージを自分が受け入れてしまったとき、作られることが多いです。

特に子供のころにできたセルフイメージは強烈です。

例えば、大人しい子供に対して、「あなたは、落ち着いているね」と、言われるのと、「あなたは、自分の意見が言えないんだね」と言われるのとでは全然違いますよね。

特に子供は、大人から言われたことに対して「自分は落ち着いているんだ」とか「自分は、意見が言えない人間なんだ」と、思い込んでしまうのです。

この思い込みがセルフイメージです。

セルフイメージは大人になっても作られることがあります。

新しい環境に入るときその組織で、上司や先輩など自分より力のあるの存在に言われる言葉も影響します。

例えば、新しい職場に転職したとき、自分で「しまった!ミスをした」と分かったとします。

仕事も覚えたてで、新人ならよくある話です。

ミスしたこの状況のヤバさは、自分が一番よく分かっていますよね。

そのとき、上司や先輩から「君はこんな事も出来ないのか、使えないな」と言われるのと、「私も同じミスをして、こうやって対応をしたよ。次はここに注意をすると ミスをふせげるよ」と 言われるのとでは、仕事に対する自分のセルフイメージが全然違ってきます。

「じゃあ、自分がセルフイメージが低いのは親や先生、上司など周りの人のせいなの?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、そこは少し違うのです。

「え?どういう事?」と思いますよね。

確かに低いセルフイメージのきっかけを作ったのは、周りの人の言葉であることが多いです。

しかし、その言葉を受け入れて「自分はダメな人間」と思ってしまったのは自分なのです。

同じことを言われても、セルフイメージが下がらない人もいます。

それは、どうしてかというと、今まであなたが他人軸で考え、行動してきたことに問題があります。

これは、あなたが悪いのではありません。

今までの社会が、他人と比べ競争する意識をよしとしていたからです。

確かにこういう競争意識があったから、日本が発展してきたという歴史があります。

しかし、これからの時代は誰とも比べず自分で自分を評価する時代です。

他人の言葉を重視し、人と比べる他人軸では苦しみしかありません。

セルフイメージを上げるためには、考え方を他人軸から自分軸に戻す必要があります。

自分軸とは「自分はどう考え、どう行動したいのか」人の意見や世間体を考えずに、自分の本心に従うということです。

自分軸で考え行動する

もともと、私たちは生まれたときは自分軸でした。

赤ちゃんをイメージすると、お腹がすいたら泣いて、おむつが汚れたら泣いて、不快なことがあれば 泣いて表現します。

「お母さんは今忙しそうだから、もう少したったら泣こうかな」なんて思いませんよね。

自分軸に戻るといっても、何でもかんでも本能のままに行動する訳にはいきません。

私たちはもう大人ですから、周りの人を傷つけたり損害を負わせることはできませんよね。

「自分の本心と向き合って、人生を生きる」という事です。

もし身近な人に、知名度があって収入も多く、みんなから認められている人がいると、羨ましく思うかもしれません。

自分がフリーターや専業主婦であれば、「誰からも評価されない」という思いが湧いてくる事もあるかも知れません。

しかし、フリーターであっても「誰にも縛られない自由な生き方をする」と決め、自分の夢に向けて行動する時間を優先している人もいます。

専業主婦は家事のスペシャリストです。

世の中には、料理や掃除、洗濯が出来なくて困っている人だってたくさんいます。

専業主婦はそれを当たり前のようにこなしているスゴイ人です。

セルフイメージが高いと、自分軸で考えるので、周りの人の評価はどうでもよくなります。

人と比べることもしません。

自分が本心に従って、考え行動しているのでそれで十分満たされているからです。

他人軸でいると、「自分が人から評価されないのは、自分に価値がないから」という考え方になってしまいます。

セルフイメージが高い人は自信があります。

自分に自信を付けるのに、資格やスキルは必要ありません。

根拠のない自信でいいのです。

セルフイメージを上げると、勝手に自信が付いてきます。

自分軸は神様と同じ視点になる

自分軸でいると、神様と同じ視点で物事を見ることができます。

例えば、他人軸でみると世の中を縦社会で捉え、この図のように見ます。

 

とても大雑把な図ではありますが社長さんや、成功されている方に価値を高く感じます。

その次に、肩書のある「会社役員」「正社員」「派遣社員」「フリーター・専業主婦」となります。

今までの時代は収入が高かったり、社会的地位がある人が評価されてきました。

しかし、神様はこれを横にして見ています。

この世での評価は全然関係なく、波動だけで捉えています。

フリーターや専業主婦、会社の社長さんも、互いに良い面を認め合う世の中になります。

例え、誰にも評価されなくても、誰にも認められないとしても、誰かのため一生懸命に何かをする行動は、神様は必ず見ていて高い評価をしてくださっています。

先ほどお伝えしたセルフイメージを上げる「自分軸に戻る方法」の他に、斎藤一人さんが教えてくださった言霊で「私はすごい。みんなもすごい。」をひたすら唱えるという方法があります。

私は、セルフイメージがすごく低かったころ、これをやりました。

「私はすごい」だけだと、心では「嘘だ」「そんな訳ないじゃん」と考えてしまうのですが、そのあとの「みんなもスゴイ」という言葉をつけると、違和感もなくだんだん「自分はスゴイのでは?」という感じがしてくるのです。

簡単なので、これもおすすめです。

まとめ

いつも誰かと比べ劣等感を感じてしまったり、自分は価値のない人間だと思ってしまうのは、セルフイメージが低いからです。

セルフイメージが低いと、劣等感を克服しようと努力して結果を出しても、次々と新しい劣等感が湧いてきます。

セルフイメージを上げるには、他人軸から自分軸になることです。

方法は、自分の本心に従って考え、行動します。

例え、身近な人が周りからどんなにすごい評価を受けていたとしても、「自分には関係ないことだ」と他人が評価された事なんて気にならなくなります。

そして、どんなことでも自分を高く評価をすることができます。

他人軸の考えは縦社会の考え方で、常に上と比べたり、他人の意見や世間体を重視してしまいます。

自分軸は、神様と同じ視点で見ることができるので、縦社会を横にして考え人と比較しなくなります。

上下で見るのは、社会的地位ではなく波動の高さだけです。

時代は、心を重視する世界に変わり始めています。

人に評価されるより自分で評価し、さらに高次元にいる神様に評価された方が、幸せは人生へとつながります。