人を許すと幸せになる 許したいのに許せないときどうすればいい?
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あなたは
「相手を許して自分も楽になりたいのに、なかなか許すことができない!」
そんな風に悩むことはありませんか?

過去に人にひどい事をされたり言われたりしたことで、相手を許せないということは誰にでもあります。

ひどい事をした相手は、おそらくあなたにしたことなんて、とっくに忘れているでしょう。

なのに、された側は心の傷となり、いつまでも、憎しみや悲しみの感情が心を縛り苦しんでいます。

本来なら過去のいやな出来事は忘れてしまった方がいいのです。

しかし、理不尽な目にあって心に大きな傷を負った場合、そんなに簡単に忘れることなんてできませんよね。

誰かを許せない気持ちで苦しんでいるとき、二度と思い出したくもない遠い過去の嫌な記憶が、まるで昨日のことのように何度も何度も頭の中で再生されてしまいます。

そこから解放されるためには、最終的には許すしかありません。

一度に全部は許せなくても、だんだん許せる範囲を広げていきます。

人を許すと心が楽になり波動も上がるので、本来の幸せであるはずの、あなたの人生を取り戻すことができます。

もくじ

思考の角度を変える

いままで長い間、許せないという感情がある人は、ずっと、その出来事を当時と同じ視点で見てきたのだと思います。

そのつらい感情を和らげるには、少し引いてみたり、角度を変えて見る工夫をするといいです。

どういうことかというと、嫌な出来事を思い出すときは、憎しみや悲しみが湧いてきますよね。

その、自分の感情をちょっとだけ横に置いておいて、上から眺めるようにその出来事や人物の背景を想像してみます。

すると、今までよりも冷静に広い範囲で見ることができ、心の波動を少し上げた状態で考えることができます。

波動を変えて考えると、同じことでも違う捉え方ができます。

自分は被害者と思っていた意識がこんな風に変わりはじめます。

「幸せな人は 人に嫌なことをしたり 言ったりしないよな~」
「きっと、自分に当たる事しかできない 弱い人だったんだ」
「この人物にあってひどい事を言われたけど、逆に弱い立場の人の気持ちが良く分かるようになった」

嫌な出来事を思い出したときこそ一歩引いて、今までと違う視点で見ることを意識してみます。

すると、今まで想像もできなかった嫌な出来事や、相手の隠れた背景が見えてくるようになり、自分の感情も変わり始めます。

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一度に全部許せなくていい

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全部、一度に許そうと思わなくて大丈夫です。

今の許せないという気持ちの比率が10だとすると、少し俯瞰してみる事で、許せない気持ちが8まで落とすことができれば上出来です。

さらにもう一歩引いてみると、今度は7まで落とせた。

そこで、「まだまだ許せない自分はダメなんだ」と思わないことです。

人を許すって、すごく高度なことです。

人を許したいのに許せなくて悩んでいる人は、向上心があり人格も高く優しい方です。

以前の自分より、嫌な出来事や嫌な人を少し許せたら「私はすごい、良くやっている」と認めてあげることが重要です。

あなたが許せない気持ちから解放され、本来あるはずの「自由で幸せ」でいるためには、やはり最後にはすべてを許す必要があります。

でも、これはとてつもなくハードルが高い事です。

「無理なものは無理!」という人もきっといると思います。

そんな人は、嫌な出来事や嫌な相手もそれを許せない自分も含め、何も変えようと思わないで、そのままの自分を認めてあげます。

斎藤一人さんの言葉を借りれば「人を許せない自分を許す」

人を許したいのに許せない自分を、無理やりガマンして押えてしまうのではなく、そのままの自分でいいと認めることから始めてみます。

 

相手の幸せを願えれば完了

早く相手を許して楽になりたい場合は、自分にひどいことをした相手の幸せを願うことです。

これはハードルが高いことですが、とても効果的です。

「〇〇さん、幸せになってください」
「私は私で幸せになります」

こう思うことで相手と切り離して、これからは自分の幸せに集中して生きることを心の中で決意します。

もう、嫌な相手とは別々の幸せに向かって歩んでいると思うことで、今まで心の中で癒着していた感情を切り離します。

まとめ

嫌な出来事や嫌な人を許すことはとても難しいことです。

しかし、自分が本来得るはずの「自由で幸せ」な人生を取り戻すには、それを許すしかありません。

今までの視点を変えなければ、頭の中で憎しみや悲しみが再生されるだけです。

相手を許せない感情は、心を縛り辛いだけでなく波動も低くなります。

そんなとき自分の感情を横に置いておいて、一歩下がってみると冷静に見ることができ、今まで見えなかった相手の広い部分を、想像することが出来るようになります。

すると、相手の事情や背景が見えて来て、自分の感情にも変化を感じるようになります。

また、一度に前部許す必要もなく、少しずつでも相手を許そうとする難しいことに挑戦している自分を認めてあげます。

上手くいかなくて、相手を許したいのに許せない自分に失望するかもしれません。

そんな時は「許せない自分を許してあげます」。

最終的には嫌な相手の幸せを祈ることで
「相手は相手の幸せな道」
「自分は自分で幸せな道を歩む」と決め、
今までの癒着した感情を切り離していきます。

相手を許せなくて悩んでいる人は、向上心や人格が高く心の優しい方です。

本来歩むはずの「自由で幸せなあなたの人生」を取り戻してください。

あなたの人生がさらによくなりますよう、心からお祈りしています。

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