動画のコメント欄でこんな質問をいただきました。
それは「過去に誹謗中傷を書き込んでしまったことがあります。因果応報は働きますか?」
という内容でした。
お返事をする前にご本人が消してしまったようなのですが
もっと長い文章でご自身の心情などが書かれていました。
おそらく、こういう質問をされるということは
「今思えば悪いことをしたな」と、真剣に悩まれているのではないかと思います。
また、誹謗中傷でなくても自分も似たような間違いをしたことがある。
という方にも参考になればと思い動画にしてみました。
この記事をご覧いただきますと
・過去の間違った行動で罰を受けることはあるのか
・どう修正すればいいのか
についてお分かりいただけます。
もくじ
過去の過ち
人間誰にでも、間違いのひとつやふたつ必ずあります。
私の場合も良かれと思ったことが裏目に出て、迷惑をかけたこともありましたし
悪い意味で受け取られて相手に嫌な思いをさせて
そのままになってしまって後悔していることもあります。
忘れてしまったことを含めても、いろいろとやらかしています。
この質問者さんは過去の過ちに気づいて後悔の気持ちがありました。
質問の文章が残っていないのですが読ませてもらったときの感じでは
「因果応報が自分に返ってきたらどうしよう」と自分の心配をしているのではなく
文章からは「罰のようなものがあるのなら、受けても仕方がない」という想いが読み取れました。
今からお話することはあくまで私の解釈なので
こんな考え方もあるんだなというふうに捉えていただけるとうれしいです。
神様は罰を与えない
過去の動画で
という動画でお話したのですが
神様は間違いに気づかせるために
あなたが嫌だと思う出来事を体験させるということをお話しました。
それは「その考え方や行動は間違っているよ」というメッセージなのです。
なので、取り方によっては神様が罰を与えたように見えます。
そうやって、私たちはいろんなことを学びぶために
この地球上に生まれてきています。
実際、間違いに気づかない人の方が多いので周りの人から見ると
天罰が下っているように見えます。
このブログではいろいろな人に伝わりやすいように
「理不尽なことをする人は、自分も同じような体験をするようになる」というように
天罰があるというような表現することもあります。
その場合の天罰とは、理不尽なことをし続けている人に対してということです。
その体験によって「理不尽なことをされると、こんなにつらいのか」
ということを学んでいくのです。
この質問者さんは、誹謗中傷が間違えであることに気づいています。
なので、神様から嫌な出来事を通してメッセージをもらう必要はありません。
引き寄せの法則の同じ波動同士が引き合うということを
考えてみても誹謗中傷をしていた時の波動と今の波動は違います。
そこで、こもブログを長く見てくださっている方は
「あれ?今起きている出来事は、過去に自分が出した波動が作っているのではなかったっけ?」と思われると思います。
今の波動が前の自分と同じ波動なら、当然そうなります。
だいぶ前に波動を上げると、人生の底上げができるというお話をしたことがあります。
つまり、波動を上げることで最悪の出来事を
大したことない出来事にすることも可能です。
結論としては今回の質問者さんは
過去の誹謗中傷をしていたときより今の波動が高ければ
前に自分が出した低い波動が返ってきたとしても
まともに受けなくて済むということになります。
過去に自分が出した低いエネルギーは回避できます。
しかし、心を入れ替えているのに「天罰」があったらどうしようと
心配や不安な気持ちを持ち続けていると
その波動で「天罰」のような現象を引き寄せてしまいます。
心を入れ替えたら
これからは愛のある行動をしていこうという思考に切り替えれば
過去の間違いを心配する必要はありません。
今回の質問者さんとは逆に
因果応報で自分に天罰が下るのかどうかだけの心配なら
「間違っているよ」というメッセージをまともに受け取ることになり
周りから見ると「天罰」に見える出来事を体験することになります。
神様が喜ぶ生き方
先ほど、人生の底上げについて少し触れましたが
自分が過去に出した低い波動が創った未来を回避する方法があります。
それは波動を上げることです。
人には感情があるので嫌なことがあれば
低い波動にならない人なんていないんです。
嫌な出来事があったからといって
愚痴や不平不満を言い続けて腐っていないで
どう前向きになれるのかを考え
そうやって波動を高くしていく工夫をするのが私たちがやるべきことです。
実は、愚痴や不平不満を言い続けて自分を変えない方が楽です。
ですが、神様は私たちに神の意志に沿った生き方をしてほしいと思っています。
神の意志に沿った行き方とは
自分軸で愛のある考え方や行動をするということです。
「自分軸」と「自己中」、言葉が似ているけどどう違うの?と、ご質問をいただくことがあります。
自分軸というのは自分の本心に従い、自分の幸せを一番に考え同時に人の幸せも考えます。
自己中とは自分の欲望のことだけしか考えていないことです。
例えば「私は横になっているのが幸せ~」と思っている人がいるとします。
これがバスの後部座席で横になって、腰の曲がったおばあちゃんを立たせて幸せを感じられるでしょうか?
やれと言われても嫌ですよね。
これは自分の欲望だけしか考えない自己中です。
それより、席を譲ってあげて、おばあちゃんに笑顔で「ありがとう」と言われた方が
うれしくなって心から幸せを感じると思います。
この場合「横になっているのが幸せ~」の「幸せ」の部分にフォーカスしています。
横になるというのは幸せを感じるための手段です。
おばあちゃんが喜んでくれる。
それを見て幸せを感じられるなら、別に横になることにこだわっていないということです。
幸せを感じたいというのが本心なので、本心に従って愛のある行動しています。
自分の幸せと相手の幸せを考えて、本心に従って行動をしていて自分軸ということになります。
日本人は周りの人のことを考えすぎて、自分を後回しにする人が割と多くいます。
それがいいところでもあります。
しかし、神様の意思に沿うかというと少し違います。
今まで自分を後回しにしてきたと思う人はこれからは思い切って
まずは、自分を優先してみるもいい事です。
神様が一番嫌うのは自己犠牲です。
「私さえ我慢すればいい」という考え方です。
そう思ったことがある人は、自分が一番、相手が二番です。
なんかのCMみたいですね!
それを裏付けるように神様の意思に沿う行動をすると人生が上手く回ります。
私は神様が喜んでいるからだと思っています。
自分も相手も幸せになる愛のある行動を意識してみてくださいね。
まとめ
過去に、人に対して間違った行動をしてしまった場合
考え方もそのころと同じ低い波動のままなら嫌な出来事を通して
「間違っているよ」というメッセージを受け取ることになります。
周りからみると「天罰」のように見えます。
しかし、間違いに気づき心を入れ替えると
間違っているよというメッセージを受け取る必要がなくなります。
例え、受け取ることになっても波動が高くなっている分
最悪の出来事は回避できます。
私たちはこの地球上に魂の学びをするために生まれてきました。
神様の意思に沿う行き方をすれば、神様も喜び人生が上手く行き始めます。
神様が喜ぶ生き方とは自分軸と自分の価値観で
愛のある考え方、愛のある行動をすることです。
あなたも波動を上げて人生の底上げをしてみませんか?
あなたの人生がさらによくなりますよう心からお祈りしています。