あなたは、自分がマインドコントロールされていると思ったことはありませんか?
多くの人は自分とマインドコントロールは無関係だと思っています。
実は、私たちへのマインドコントロールは義務教育を受けているときから、始まっているのです。
✓ 決められた枠からはみ出してはならない。
✓ 人が嫌がる仕事を進んでやらないといけない。
✓ 勉強はもちろん学校行事ではやる気を見せないとならない。
その結果、仕事がつらくても給料が安くても、根性や努力で文句も言わず汗水流して働くことが美徳とされた大人が出来上がりました。
体を壊しても精神がおかしくなっても、他の人への迷惑をかけられないと職場へ向かいます。
残業代が出なくても、仕事を最後までやり遂げることが義務や責任だと思ってしまいます。
私も心の底から、社会人とはそういうものだと思っていました。
しかし、それは長い年月を経て、そう思うようにコントロールを受けてきた結果なのです。
あるときバイトの若い人が「自分、給料安いので責任の重い仕事はやりたくありません。」と、はっきり言ったのを聞きました。
私の年代の人はたいていこう言います。
「は?給料に見合った仕事しかしないだと?半人前のくせに生意気な口を叩くな。世の中そんなに甘くないぞ!」と言うふうに。
でも、これは洗脳されていたからこそ出た言葉です。
バイトは正社員と同じ責任ある仕事はしなくていいのは正論です。
なぜなら責任がとれないからです。
それに見合った研修すらバイトにはありません。
私はこれが理解できるまで時間がかかりました。
バイトの若い人はそれほど洗脳されてないので、正当なことを言っただけなのです。
堀江貴文さんも「すべての教育は洗脳である」と本を出されていますが、私たちは子供のころから学校で枠にはめられ、先生の言う事は全部正しいと思ってきました。
もちろん先生も、それが正しいと信じて教えてくれています。
私が小学校の時、担任の先生が休みだったので図工の時間に教頭先生が来ることになりました。
その時間は絵の具で教頭先生の似顔絵を描きます。
教頭先生はどちらかと言えばいつも顔色が悪く、肌は「どす黒い」感じでした。
私は黄土色と茶色を混ぜて、自分なりに教頭先生の顔色を再現してみました。
ところが教頭先生は私の描いた画用紙をみんなに見せて、「こんな色で顔を塗っている人がいます。」
「こんな色の肌の人はいません。人間の肌ははだ色です。絵の具の中に、はだ色があるでしょ?」と言って、はだ色一色で塗った生徒の画用紙をみんなに見せ、「こっちが正しいです。」と言ったのです。
私と同じように顔色の悪さを再現した生徒はみな、その上からはだ色一色に塗り直し、奇妙な個性のない絵が教室に並べられました。
私ももちろん塗り直しました。
子供からみれば、先生が言うのだからそうするのが正しいのだと。
これは極端な例ですが、当時、教頭先生は年配だったので、みんな同じでなければならないという気持ちが強かったのかも知れません。
今では考えられませんが、芸術ですら「正解」「不正解」と決める人もいたのです。
当時の大人は戦後の教育の色が強いと他人事のように思っていたら、「今でも多くの人がマインドコントロールされている」という話をメンターから教わり、自分も洗脳されていることを知りました。
今は情報化時代で、おかしいものはおかしいと気付く人も多くなってきました。
✓ 残業代が出ないのは普通なのか?
✓ つらくてやりたくない仕事をするのは当たり前なのか?
✓ 給料安くても、理不尽な要求に答えないといけないのか?
✓ 上司が白を黒と言ったら黒と信じないとダメなのか?
✓ 上司が理不尽。部下は諦めないといけない?
✓ 割引・タイムセール、本当にお得?それ必要?
✓ 安いけど自分には必要ないのでは?
こうして自分で考えるようになると、世の中のおかしい事に気付き始めます。
これからは、世の中の真実を知ろうとする思考が必要となります。
今まで何も考えずに当たり前だったことに「おかしくない?」と考えはじめると、真実が見えてくるようになります。
下の例は青が学校などで洗脳された思考、ピンクが洗脳が解けた状態です。
いつも一番でないと気が済まない⇒人の成功も喜び、自分が一歩成長したことを喜ぶ。
みんなと違うと不安⇒100人いれば100通りあっていい。
こんなこともできないの?知らないの?⇒誰にでも得意・不得意分野はある。優劣などない。分からない人には親切に教えてあげよう。
実は人は洗脳されていない人はいません。
みんな、何かしら洗脳は受けています。
どうせ洗脳されるのなら、時代に合った新しい価値観で自分の人生が豊かになる洗脳を選ぶべきですね。
マインドコントロールされていると、外側ばかりに目が向いてしまい他人と自分を比較し、よりストレスを背負うことになり生きづらい人生になってしまいます。
自分の内面に目を向けると、他人と比べなくなり本当の自分を見つけることができます。
それが自分の軸で生きるという事です。
あなたも本当の自分に目を向け、自分の本心に添った楽しい人生を選択しませんか?